8月の振り返り投稿です

長い投稿でございます。皆様、まずは残暑お見舞い申し上げます。と、フェイスブックに投稿したのが9月1日のこと。気がつけばそこからも二週間以上経過してしまいました。

厳しい暑さも盛りを過ぎてすでに秋分の日まで一週間を切りました。物理的に太陽が出ている時間が短くなっているので朝夕は確実に過ごしやすい時間が増えていきます。秋雨前線の影響で曇りや雨の日も多いですが…確実に“過ごしやすく”なってます。暑すぎる夏に辟易して

“日本から四季がなくなった”

と短絡的な嘆きの発言をする方も最近増えましたが…僕はそんなことはないと思っています。

道端の花、しげる緑も良く見れば変化があるものです。ここ最近は蝉の声が減って秋の虫の声が聞こえてきませんか?日本の四季とは“四季を感じる”という日本人の情緒があって初めて成立します。もののあわれ、諸行無常。そんな日本人らしい考え方からすれば地球も人類もいずれは終演を迎えます。一億年もたてば日本海は無くなり日本は大陸にくっついているかも?それすらも…諸行無常。常に同じなんて事は無いのです。

そう感じる事が…飛躍しているかも知れませんが日本的情緒であり…そう思えばここ数年の暑さに対しても寛容になれたり…するかも知れません。
なんてことを書いているうちに徐々に過ごしやすくなってきましたね。秋本番もすぐそこです!

というわけでこの8月の振り返り…というよりはふたりオケツアーの振り返りを投稿したいと思います。

2025年8月ツアーの振り返り

2023年11月…コロナ禍での活動休止以来久しぶりに行った『ふたりフェス』の成功に気を良くしてふたりオケは2024年春に11ヶ所、秋に8ヶ所の長いツアーを敢行しました。

2023年のふたりオケフライヤー
2024年春のツアー
2024年秋のツアー

このツアーの演奏内容をギュッと凝縮し『Moonlit Voyage』という2ndアルバムに詰め込み…今年の春に西日本を中心に13ヶ所、そして8月には関東甲信、東海、東北から北海道へと11ヶ所のCD発売記念ツアーへ出かけました。

ユニットとしても個人的にも大きく得るものがあった再始動からの2年間でした。ユニットとしては各地で知名度を上げる事に成功しつつある事…そして『ホールでの演奏が可能になった事』これが大きいです。

実は二つとも機材に由来する事ですが…一つは新しいループマシンの導入です。これによってループする音(単純にリアルタイムで録音した音)をあたかも別の楽器のように単独でPA卓に送れるようになったので今まで出来なかった細やかな調整、ループマシンの音とベース本体の音の分離に成功しました。ちょっと専門的な話に聞こえるかも知れませんが…これが出来た事でふたりオケは『大きなステージでの演奏』が可能になったのです。その第一歩は2024年1月の岡崎リブラでのコンサートでした。

こちらの赤い機体が新しいループマシン『BOSS RC-600』

これが成功した事でふたりオケのツアー先にライブハウスだけではなく『ホール』が選ばれ始めました。

今年の夏には“武蔵ホール”“山梨県立図書館多目的ホール”“スウィングハットホール”そこまで大ホールではなくとも100人は超える収容人数の場所での演奏が可能になったのです。

もちろんもっと大きなところでも出来るし…ふたりオケはそれが“似合うユニット”だと確信しております♪それに伴って自前のPA機材を導入した事も大きいですね。割と大規模なホールでもちょっとした野外でもこちらで持っている機材を使えば演奏可能です。

簡易PAシステムYAMAHAステージパス600BT。これでふたりオケはさまざまな会場で演奏可能になりました!

ふたりオケはピアノも必要ないので素敵な空間があればそこが

“ホール”
“レストラン”
“ギャラリー”
“カフェ”

どこでも演奏可能です。なんならお寺だろうが能楽堂だろうが…あ、学校の体育館でも会社の会議室でも呼ばれればどこでも演奏可能ですよ🎶演奏のご依頼、お待ちしております!

そしてセカンドアルバム…“Moonlit Voyage”これは普通のアルバムのようで…普通のアルバムではないのです。演奏者はふたりだけ。でも多種多様なアンサンブルが聴こえる…かと思えばふたりだけのシンプルな演奏も。演奏内容が凄いだけではなくQRコードを読み込めばスマホで聴けるというスマートCDのシステム導入、何よりアートデザインまでベースの人がやってるとかもうどうかしてますよねw

時間が増える『ソバーキュリアス』という暮らし

個人的にはこの二年間、ほとんどお酒を飲まなくなった…この事で得た時間の1/3くらいはふたりオケに費やしたかな?アルバムのアレンジ作業…ボレロのスコアから自分の演奏出来るパートを再アレンジしたり…録音にももちろん数日かかってますし。フライヤー作成やらYouTubeの編集やら…膨大な時間を費やせたのも…ひとえに断酒の恩恵ですね。ソバーキュリアスと呼ばれる生き方ですね。まさにソバーキュリアスの生き霊のような暮らしだったかとw

お酒を飲まずにシラフで暮らす「ソバーキュリアス(Sober Curious)」とは、健康や心の豊かさのためにあえてお酒を飲まない、またはお酒との付き合い方を見直すライフスタイルの事です。完全に禁酒するのではなく、

“飲めるけど飲まない”

というスタンスで暮らすことを言うみたいですね。

Sober=シラフ Curious=好奇心

シラフでの好奇心、お酒を飲めば普段は知識欲旺盛な方でも怠惰になって行きますから…夜寝る前まで好奇心旺盛にシラフで本を読んだり勉強をする。これがソバーキュリアス的な生活で僕はこの2年間まさに好奇心旺盛に生きてくることが出来ました。お酒を飲まなければ夜も練習、作曲や編曲、動画編集の時間が取れましたし…何より健康で過ごせているからこそ様々なことにチャレンジしようという意欲も途切れなかったように思います。本当におすすめの暮らし方です。

今後の自分の音楽人生を考え…自分が元気で活動できる残り時間を真剣に考えた時…

『お酒を飲んでる暇は…ない』

と言う結論に達しました。おかげで練習も捗りました。そして楽器以外にも

premiere Pro→動画編集
Photoshop→サムネイル作成
趣味の写真編集Illustrator→フライヤー作成、CDのデザイン

この辺りは鬼のように使い倒せるようになりましたね。もう一段深く勉強したいですが…それに成功したらガチで仕事出来そうw

そしてこの8月に入ってから弘前の“Swing Hat Jazz Orchestra”さんとの共演のためにビッグバンドアレンジを始めて書く…という素晴らしい経験もさせて頂きました。これは…大変でしたが…ホントに楽しかったです。ツアー中に譜面を書く…お酒を飲んでた時には考えられない事でしたね。秋田をはじめ東北の日本酒どころに出かけて日本酒を飲まないなんて考えられない!!って思ってました。でもそれよりも

『素晴らしいアレンジを完成させて多くの人に聴いてもらいたい!!』

…この欲求の方が…強くなってしまったのです。正直、酒飲みとしてはダメですね。酒飲み失格ですw

その代わり…本当に寝るまも惜しんで書いたことでビッグバンドの皆様にもある程度好評だったのでしょうか?Swing Hat Jazz Orchestraさんに

「次に来る時にはアレンジ、10曲書いてきてくださいね!」

と言われました。半分冗談かも知れませんが…割と真に受けるタイプなのでアレンジの勉強、進めておこうと思います。その代わり10曲、しっかり演奏していただきましょう‼️

長くなりましたがふたりオケツアー、そして岸徹至に関わってくれている皆様に感謝の気持ちを込めてこの花火の動画をお届けします‼️

FacebookやTwitter(Xですねw)は次々とタイムラインに押し出されてしまうので…大切な投稿はブログに残していこうと思います。

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