どうもこんにちは!ベーシストの岸徹至です。前回までのブログで2012年に腰椎椎間板ヘルニアの手術に至り、2013年あたりに再発しそうだったところ“プール歩行”でねじ伏せると言う技を身につけた…と言うお話をしました。この辺りを詳しく知りたい方は以前のブログをご覧下さい。
今回は昨年末、2025年12月から現在に至るまでの近況報告を兼ねたブログを書きたいと思います。
12月の戸隠神社
昨年、2025年9月からミュージカル“SPY×FAMILY”そして“バグダッド・カフェ”この2本のミュージカルでの演奏を担っていいました。その隙間にも大切なコンサートやライブが目白押しだったので…かなりのハードスケジュールの中、12月を迎えていました。12月に入ってもバタバタとした日々で…1日には地元所沢市議会での“議場コンサート”と言うなかなか普段出演しない場所でのコンサートを行いました。地元に貢献出来るちょっと嬉しい出来事でした。
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/shigikai/minasanto/gijyoconcert.html
その後ミュージカル“バグダッドカフェ”の大阪公演のために1週間ほど大阪へ。そして大阪から返って息をつく間もなく今度は“バグダッドカフェ”大千穐楽の地、富山公演へ。ここで個人的には大変楽しい旅のプランを考えたのです。それが
戸隠→富山
の旅です。ミュージカルの演奏会場として富山が選ばれる事はかなり珍しいので富山、そして可能な限り行き帰りも堪能したいと考えました。忙しかった秋から冬の疲れを癒すためにも行きは戸隠の温泉に入ってリフレッシュして富山で海の幸のランチを食べて夕方に会場となる富山県民会館へ。帰りは野沢温泉へ…。車で行く必要があったので新幹線移動では出来ない寄り道ルートを最大限使おう。そんなプランを目論んでいたのですが…戸隠神社で不意に腰痛に襲われたのです。とは言え最初はそれほど深刻でも無く…
“あれ?なんかちょっと腰…痛いかな?”
くらいの感覚だったのです。最近運動不足だったから少しストレッチをすれば治るか…と思いましたがどうにも改善されません。本当ならば戸隠五社をある程度回ろう…と思っていましたが最初に訪れた宝光社で腰が不調になったので…すでに雪が多く積もっている奥社にはとても辿り着けない状況でした。仕方なく戸隠五社巡りは諦めて蕎麦を食べて富山へ向かう事にしたのです。
これがヘルニア再発の第一歩だったわけです。余談ですが弱り目に祟り目というのはまさにこういう時に起こるらしく。せっかくの戸隠だから食べておこうと思ったお蕎麦屋さんが軒並みお休みでした。残念…そして無念でした。戸隠はいつか必ず再訪します。
ミュージカル2本とソロコンサート
腰痛を抱えたままなんとかミュージカル“バグダッドカフェ”の大千穐楽を終えたその週には今度は静岡県清水へ。こちらもミュージカルの“SPY×FAMILY”公演です。個人的な腰痛との闘い方として前回のブログにも
“プール歩行が良い”
と書きました。まさに自分にはこれが一番合っていると思っていたのですが…地方公演が続いてしまったためにその時間が取れなかったというのが一番辛かった事かも知れません。症状は富山の頃から比べると徐々に悪化している感じでした。清水公演が終わった後、数日を空けて
“岸徹至ソロベースコンサート vol.16”
が待っています。ある意味一年で一番大切なコンサートなので事前に病院に行って痛み止めを処方してもらい年明けのMRIを予約しました。この時点で10日以上悪化していく腰痛に対して
“ヘルニアかも知れない…”
と考えるようになりました。湿布を貼って良くなるという雰囲気では無かったんです。とはいえそんな中でも救いだったのが
“演奏をしている時にはあまり痛くない”
という事だったのです。手術をした2012年時の症状は演奏が困難なくらい痛みが強かったのですが今回は違いました。それが一番ありがたかったです。今回の症状で一番辛かったのは
“ただ立っているだけ”
これが一番辛かったんです。歩くのもまあまあ平気、座っている時は大丈夫。ただ立っているだけ…これが一番辛いというちょっと珍しい症状でした。そんな中、一番厄介辛かったのが新幹線のチケットを払い戻し&変更するためにみどりの窓口に並ばなければならない時です。時期も年末でしてから大変混雑していたので30分程度は待ち時間が発生するわけです。その間、ずっと立ちっぱなし…。これが一番辛かったですね。床にしゃがみ込みたい感覚でしたがさすがにそれは周りにも迷惑なので我慢しました。そんな感じでジリジリと悪化していた症状を薬で押さえつつ年末のSPY×FAMILY大千穐楽を名古屋で迎えて2026年を迎える事になりました。腰の状況が良くないために年末年始の里帰り行事は全てキャンセルしてしまいました。
年が明けて…
年明け早々も症状はあまり良いとは言えませんでした。腰に痛みがある事、左足に痺れが出ている…という状況に
“慣れた”
というのが一番正確だったかも知れません。決して“良くなった”訳では無いんですが段々と慢性化してくる症状と良くも悪くも付き合い方を覚えてしまった状況です。
足に痺れがあるので…表現が合っているかはわかりませんがおそらく椎間板のヘルニアが神経を圧迫しているのだろう…という予測はありました。案の定、1月5日にMRIで撮影した結果、腰椎椎間板ヘルニアとの診断でした。自分でそのMRIの画像を見てもプックリと膨らんだ憎いヘルニアの野郎が確認出来ました。こいつのせいで12月の10日くらいからはやひと月ほど苦しんでいるわけです。よくお医者さんに言われるのが
“潰れたあんぱんから飛び出したアンコ”
と説明されますが…あんぱんってちょっと大きすぎる気がします。サイズ的には大福くらいの方がまだ現実に近い気がしました。潰れてアンコも飛び出しやすそうですし?
ともあれ原因がハッキリとしたわけですがかと言って症状的にも
“可もなく不可もなくずーっと鈍痛”
という感じなのでお医者さんも
“手術をするほどでは無い”
という判断になるわけです。こうなるとお医者さんが出来る事ってほとんど無いんですよね。ロキソニンを処方してくれる…。基本、これくらいなんですよね。あとは
“まぁ痛みが取れるまでは安静にして下さいね?”
という誰にでも言えるアドバイスを頂く…これくらいしかありません。結果的に2026年1月の間は
“腰に鈍痛を抱えたまま左足が痺れている”
こんな状況でした。隙を見てプールに行ったり歩いたり改善のためのトレーニングはしていましたが劇的な改善まではまだまだ先という1月を過ごしていました。
春の訪れと共に
2月に入ったあたりからようやく
“痛みを感じない時間”
が増えて来ました。1月中にはほぼ毎日飲んでいたロキソニンをやめてみても痛みを感じなくなって来たので徐々にヘルニアの症状は落ち着いて来ました。これは2月に入ってからだんだんと気温が上がって来た事も影響しているかも知れません。こうやって気温の上昇と共に痛みも薄れて3月に入る頃にはすでに痛みは感じない平常モードに戻る事が出来ました。
振り返ると一番辛かったのは1月中旬までの間でした。仕事もお休みが多くて時間的には余裕があったんですが…常に腰や左足に感じる鈍痛を感じていると非常に行動力が落ちます。気持ちもあまりアクティブにはならないんですよね。具体的には
“仕事以外の雑務に手がつかない”
こんな感じです。腰痛になる前は1月中の暇な時間を使って
“2026年秋のソロベースツアー”
に関しての準備を進めておこうと思っていたのですが…結果、全く進まずに春を迎えてしまいました。実際に仕事以外の様々な雑務に手をつける事が出来始めたのが3月の末の事でした。その結果としてこちらのホームページ…今このブログを書いているココです!こちらの更新、まだ完了していませんがかなり色々と良くなって来たと思っています。やっと腰も良くなって色々なことに対して前向きに向き合えるようになって来ました。仕事以外のデスクワークも進んでいます。
現状は…
ほぼ腰のことを気にしないままの生活が2ヶ月以上続いています。とは言え運動不足、デスクワークと練習中心の日々を送るとじんわりと腰が
“そろそろやばいですよー!?”
と言った雰囲気でサインを送ってくる…そんな日々です。今は特に三谷幸喜さんのミュージカル“新宿発8時15分”で大阪に長期滞在中です。油断すると運動不足になりそうなので…特に注意が必要な日々を送っています。
一度手術までやってますから…一生気をつけて行かないといけないのだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!






