その29 第10回のソロコンサート、その後のソロキャンプ♪

ソロキャンプ

みなさんこんにちは♪ベーシストの岸徹至です。

今回は過去の旅の中から2019年秋のソロキャンプの旅のお話です。

 

2019年の10月25日、この日に僕は第10回の

「岸徹至ソロベースコンサート」

を開催しました。

ソロコンサートの10周年、そしてCD発売の準備に向けて…とにかく2019年の10月25日に向けて全身全霊で準備をしました。

そしてコンサート終了後の翌日、10月26日は浜松ジャズウィークに参加するために朝10時に浜松入り。野外でビッグバンドの演奏…前日のソロコンサートとはうって変わった賑やかさでしたが楽しく終了。夕方になってようやく自由の身になりました。

久しぶりの自由な時間…次の仕事は10月29日、岡山県での演奏なので3日の間オフがあります。もちろん自宅に帰って29日に飛行機か新幹線で岡山に向かう事も出来ましたが…季節は上々、秋まっさかり。三泊出来る余裕があるならば…やる事は一つ!!

 

「キャンプしか無いでしょう!!!」

キャンプしか無いでしょう!!!

ソロコンサートに向けてひたすら準備を続けてきた自分へのご褒美…というわけで浜松から岡山に向けてソロキャンプの旅を楽しむことにしました♪

浜松は猫のいる炊事場が…

浜松駅前での演奏終わりは16時半付近。この時期の日没時間は17時半頃。出来るだけ日が暮れる前にはテントの設営を済ませたい…ということで近場の浜松市内の北部にあるキャンプ場を目指します。休憩時間に調べた結果、サイトが空いていて近かったのは

「てんてんゴーしぶ川」

というキャンプ場でした。浜松駅周辺から車で約1時間。電話で予約をした時にキャンプ場の近くに食材を買えるスーパーは無い…とのことだったのでルート上で買い物を済ませてからキャンプ場へ。手続きをすませてテント設営を終えた頃にはすっかり暗くなってしまいました。まあ…この日は旅の1日目。仕事明けでのキャンプですから多くは望みません。テントを設営したらキャンプ場のお風呂に入り…初日の料理は簡単に出来るお決まりの水炊きです。

2024年1月3日 | ベーシストの独り言

ホテル自炊でも初日は水炊きが多いです♪

ホテル自炊のブログでも紹介してますが限られた調理器具しか使えないキャンプでもホテル自炊でも鍋料理は重宝します。旅先で摂りづらくなる野菜を鍋料理だと沢山食べられる…というメリットもあるので旅に向けて体調を整える意味でも1日目に水炊きを作ることは多いです。鍋料理に欠かせない白菜とかキャベツ等の葉物野菜は持ちが良いので3泊くらいの行程だと最初に一玉買っておけば旅中いろんな食べ方ができてとても重宝するんです。しかしさすがに水炊きだけだと寂しいかな?…とこの日は安かったタコのお刺身と鶏の砂肝をつまみにすることにしました。

 

タコのアヒージョ。白髪大根とパセリを流用。

気分的には節目となる第10回目のソロコンサート、そして浜松ジャズウィークの打ち上げを兼ねてガッツリ飲んでやろう!!という気持ちが働いたんだと思います。水炊きと…タコのアヒージョ、鶏砂肝とキノコの炒め物…というメニューは結果的にちょっと…量が多すぎましたね。

砂肝とキノコのソテー。イワタニのガスボンベだけで全然作れます!

ビールに合う!!美味しかったです♪

まずはビールで一人乾杯をしつつ…鍋の準備を始めます。深目の鍋に鶏手羽元を3本ほど入れてしばらく茹でておきます。茹でる隙間の時間にタコと砂肝のつまみを作りつつ…鶏手羽元からダシが出てきたかな???というあたりで野菜を投入開始。この日は野菜、キノコに加えて豚肉も入れてますね。

 

初日には水炊きで体調を整えます♪

水炊き…と豚シャブの混合鍋。どちらにしても美味しい♪

少し肌寒くなってきたので鍋と焼酎のお湯割りは最強!!

今、世間はアウトドアが流行っているらしいですね。世の中的な最近のキャンプの流行は…

 

「焚き火」

ありきのような風潮がありますね。そして

「炭火」

で肉を焼く…というのが基本の調理なのでしょうか…。なかなかに贅沢なキャンプが流行っているなあ…というのが個人的な感想です。僕が最初にどっぷりとアウトドアに浸かったのは北海道での3週間にわたる自転車の旅でした。4人での自転車旅。それぞれに荷物や食材は分散して持ち運べるとはいえ…テントも寝袋も調理器具も自転車で運ぶ中、とても炭やら炭火を使うコンロ…ましてや焚き火台も薪も持ち運べるわけがありません。出来るだけ荷物を軽くするため、そして旅先のどんな場所でも買える

「イワタニのガスボンベ」

が使える登山用のコンロ…これが自転車旅では最強にして最大の火力でした。本当に小回りのきく良い調理器具だと思ってます。そしてこのコンロと4000円くらいで購入したスノーピークのクッカーとのコンビネーションで今まで本当にさまざまな美味しい料理をアウトドアで作って来ました。このクッカーは深い胴型鍋二つ、蓋がフライパンとして二つセットになっています。これがマトリョーシカのように小さく収まるので持ち運びは本当に楽です。このコンロとクッカーの組み合わせ、メインの火力にもなりますが炭火でバーベキューをやる時にもその脇で軽くお湯を沸かしたりサイドメニューを作ったりすることも出来ますし…ドライブの休憩時にこの小さなコンロとクッカーさえあれば…どんな場所でもコーヒー豆と水さえあればお湯を沸かして淹れたてのコーヒーを楽しむことも出来ます。

僕はキャンプやアウトドアが好きですが…そこには必ず

「お手軽さ」

を組み込んでいます。わざわざ旅先に自宅と同じような豪華な調理器具を持って行って料理をしたとしても…それは僕の好きなソロキャンプでもアウトドアでもありません。限られた環境で最大の楽しみを得られる…というのが僕の好きなアウトドアです。巨大なバッテリーを持ち込んで冷蔵庫を稼働させる…とかもう…意味わからないですね。身軽に行くからこそゴミもあんまり出さずに帰ることができると思ってます。要は基本的な料理のスキルさえ持っていればどれだけ限られた装備でも美味しい料理を作ってアウトドアを楽しむことは出来るのです!!

「身軽•手軽•美味しい料理•美味しいお酒」

これこそが僕のソロキャンプの基本的な考えです。装備品は最弱でもかなり豊富なメニューを楽しむことが出来るし…その手軽さこそがアウトドアでは重要になる瞬間が沢山あると思います。テントも調理器具もシンプルなのが一番だと思っています。

それにしても…この浜松のキャンプ場には野良猫が住み着いていて一人で飲んでる気がしませんでしたね。

ソロキャンプ中にも常にネコがいるキャンプ 場

猫でも食べられる味のない茹でた鶏肉をあげました

今、コロナ禍も相まってキャンプ場が賑わっているそうですね。

…そうなると…出かけようという気が起きないんですよねえ…。。。僕が好きなキャンプ場は…

 

「今日はお客さんはあなただけだからどこ使っても構わないよ!!」

 

みたいに言われて…管理人もとうにいなくなった真夜中、テントの中で寝袋にくるまれて寝ていると謎の動物の鳴き声や足音が聞こえてきて…

「し、鹿???さ、猿???な、なに???このテントのすぐそばにいる動物の気配は!?」

みたいに…人より動物が気になる状況が好きなのです。なので…キャンプブームが落ち着くまではしばらく身を潜めて待とうかと思っています。

 

本当に人懐っこいキャンプ場の猫の動画です。↓

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Profile
ジャズを中心にミュージカルやコンサート、レコーディングなどで活動しているベーシスト、岸徹至です。 名前:岸徹至(キシテツユキ) 出身地:埼玉県所沢市 誕生日:1976年2月20日 血液型:O型 趣味:...

岸徹至のプロフィール

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